【中間報告】休職開始から5ヶ月が経ちました
かなり更新が滞ってましたが、元気です。
1ヶ月弱の間にいろいろなことがあったのでご報告を。
カウンセリングを受けました
3回ほど、カウンセリングを受けました。
カウンセラーさんは母くらいの年齢の女性の方で、話しやすかったです。
初回は仕事についてのお話。
カウンセラーさんには、結婚を見据えた彼がいるのなら、
そんなに高給取りの仕事を無理にやらなくてもいいのでは?という提案をしてもらえました。
また、IT関係の知識があることと、資格を持っていることから、
いろんな就職口があるんじゃないかと言ってもらえました。
少し前向きになれて、気が楽になったのを覚えています。
2,3回目のカウンセリングでは、私のバックグラウンドについて話しました。
家族構成の話。過去のいじめの話。母の介護の話。
そういう話をしている中で、やはり適応障害の原因の一部は私の過去にあるんじゃないか?という結論が出ました。
いじめで無条件に自分を否定された過去。
親に迷惑をかけまいと自分の感情を抑圧していた子ども時代。
そういう過去が、今の自分の自己肯定感の低さを作ったのかもしれない、ということがわかりました。
もちろん職場の環境も影響しますが、それだけじゃない。
このことがわかっただけでも、気持ちが楽になりました。
それからは受けていませんが、気持ちを整理するのにカウンセリングはとてもいい手段だと思います。
カウンセリングについてのお話は、別サイトでも書かせていただいたのでよろしければご覧ください。
両親が東京に来てくれた
実は、父にSOSを出しました。
「適応障害は6ヶ月以内に症状がなくなるという定義がある。
私はその期間を越えようとしている。
もしかしたらうつ病や、不安障害の可能性があるかもしれない」
そんなメールを父に送ると、数日後、
「実は、お母さんと一緒に東京に行こうかと思ってる」と連絡がありました。
私がどんな所に住んでいて、どんな環境で生きているのか。
両親は知らなかったのです。知ってほしかったのです。
というわけでつい先日、4泊5日で両親が東京に来てくれていました。
両親を案内しながら観光地を回り、たくさん歩いて、運動にもなりました。
両親の結婚記念日を銀座の和食のお店でお祝いしたりもしました。
両親とこんなに長い時間一緒にいたのは、大学卒業以来だと思います。
私の適応障害の根本原因には、両親との関係も少し関わっています。
上の兄弟が少し抜けているところがあったので、自分がしっかりしなければと思って育ったこと。
中学のときのいじめで、両親にたくさん迷惑をかけたこと。
高校生のときに母が倒れて、甘えたかった思春期に、大人のように振る舞わなければいけなかったこと。
私が適応障害になったのは両親のせいではないですが、そういう過去とも向き合う必要がありました。
ちなみにいじめの話はこちら↓
5日間の間にいろいろなことを話して、ある意味両親を独り占めして、
なんだか気分が晴れたような気がしました。
上の兄弟だけじゃなく、私のこともちゃんと気にかけてくれているんだと、実感することができました。
体調がよくなりました
薬を調整しつづけていましたが、ようやく自分に合った薬の組み合わせができました。
今飲んでいるのは、
朝:サインバルタ 40mg
夜:セルトラリン 100mg, ベンザリン 5mg(中途覚醒防止用)
頓服:エチゾラム 0.25mg
という組み合わせです。
ただ、頓服はほぼ飲むことはありません。それだけ体調が安定しています。
あれだけ波があったメンタルが、不思議なほどフラットになったのです。
嫌なことがあったら落ち込むけれど、無意味に落ち込むことはない。
楽しいことは楽しいと思える。天気に体調を左右されることもない。
ふと「死にたいなぁ」なんて考えることもない。
あぁ、これが「精神疾患患者」ではなく「健常者」の日常なんだな、と思いました。
やっぱり、適応障害は甘えなんかじゃない。病気なんだ。と実感しました。
ようやくここまでたどり着くことができました。
もちろん、薬を飲んでやっとこの状態になれるので、完治ではありません。
ですが、ようやく光が見えてきた気がします。
主治医の見解
ちょうど今日、メンクリを受診してきました。
上記のようなことを話すと、主治医としても、安定してきているようだと。
ようやく合う薬にたどり着いたし、生活リズムをある程度整えたり、
他人とのコミュニケーションをとるなど、それなりの努力もできている。
念のため12月は様子見期間とするけれど、その間安定しつづけられていたら、
復職のことも考えましょうという話になりました。
復職可能の診断書が出ても、業務調整などがあり1ヶ月ほどは時間がかかるので、
来年の2月復職を目標に、今の調子をキープできるように頑張ることになりました。
休んでいる間に部署が変わったり、会社の方も少し戻りやすいような環境にしてくれている(ような気がする)ので、
前向きに頑張ってみようと思います。
まだまだ完治には遠いけれど、寛解は近づいてきた気がします。
もう少し、マイペースに、気楽に生きたいなと思います。
それでは、また。